最近、日本語というものに意識を向けています。
日本語の美しさとか、本来の漢字の持つ意味とか。
世界の中での日本語の存在意義、なんてことまで言い出すとちょっと大きな話になってしまいますがあせる

朝ドラ『花子とアン』を見ていて、村岡花子さんはじめ、冬至の人たちが使う言葉が本当に丁寧で優しくて、今とこんなに違うんだ~と、改めて驚きました。
日本語って本当に美しいなぁと思い、戦前まで使われていた日本語の丁寧さや美しさをこのドラマで感じたのが一つのきっかけではあります。

もう一つ。
物書きの端くれとして長年ライター稼業をしていたというのもあります。
常に、わかりやすい言葉、使い古されている言い回しではなく人の心に届く言葉、などというものに心を配って記事を書いていた経験も今の想いにつながっています。

あとは、長年子どもたちに勉強を教えてきて、やはりちゃんと日本語を理解し、日本語をきちんと話したり読んだりできることは、すべての教科の理解度アップにつながる、というのを実感してきていることもあります。

真にグローバルな人間になるには、英語だけでなく自分の生まれた国のこと、とくに言葉をちゃんと知っていないとね。

日本はどうも変に西欧化しすぎて、「外国の物事=すごい!」と思いがち。
そうばっかりじゃないんですけどね。

ということで、こんな本を手にしてみました。

富士山国語は好きですか 外山滋比古 著

外山さんは本来、英語を専門にしている方ですが、日本語についての著作も何冊かあります。
英文法の構造に無理やり当てはめて日本語の文法を教えている現在の国語教育を憂いつつ、「文化的ナショナリズム」を説いています。
ナショナリズムというとなんとなく思想的な響きもありますが、こういうナショナリズムは日本人としてのアイデンティティを意識するためにも大事なんじゃないかな。

国語は好きですか/大修館書店

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富士山日本語が世界を平和にするこれだけの理由 金谷武洋 著

カナダで20年以上日本語を教えてきたこの著者も、今の国語の授業で教える日本語の文法の教え方は無理があるといっています。
そして、外国人に日本語を教えてきた経験から、日本語と英語の文法構造の徹底的な違いを説明してくれています。
日本語というのは、日本人気質とか風土があってこその言葉なんですよね。物事のとらえ方や見方が、西洋人とは根本的に違うのです。それをわかっていると、逆に英語を勉強してしゃべれるようになるために必要なこともみえてきます。

でも、この本の素晴らしさは最終章ですね。
詳しくは(敢えて)省きます(笑)。
英語を話せるようになりたいな~、と思っている方にぜひ読んでもらいたいです。

日本語が世界を平和にするこれだけの理由/飛鳥新社

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