うちのスクールの塾コースに2人の高校生が来ているのですが、2人とも地元ではそこそこの進学校に通っているものの、成績は下位の方でゼーゼーいってます(・_・;)

うち一人は3年生で、志望校ももう決定しなきゃいけないのですが、“公立の進学校の都合”に振り回されて、まだなんだか何をどう勉強したらいいのか、絞れない様子。

この辺りの地域の公立進学校は、「希望の大学に入る」とか「やりたい勉強をする」「本当に付けたい学力をつける」ことをしたい生徒の思いに反して、かなり合理的でない、非効率なカリキュラムや勉強のさせ方をします。
この地域の学校独特のやり方なのか、ほかの県の進学校(とくに公立)もそうなのかは分かりませんが、本当に公立の進学校に行っている高校生は、教えているこちらも見ていて「かわいそうだなぁ」と思ってしまいます。

でも私自身、高校生の頃がそうでした。山のような課題と毎月の試験に追われて、アップアップの状態でした。
そんな経験から、彼らにはこんな風にアドバイスします。

「とりあえず今を突破するためだけに、なんとなくできるようになっていればOKだよ」

塾の講師こんなこと言っては元も子もないですね(汗)
でもそのくらい、彼らにはきちんと押さえられるまで一つの事柄に時間をかける余裕がないのです。

この間も「分詞構文ってよく意味が分かんない」と言われました。
ひととおり説明はしましたが、最後に私が言い放った言葉は

「まぁ、頭がing形で始まる文章は、理由を表すか時間的なながれを表すってなんとなく覚えておけばいいよ」^^;

だって私自身、高校生の時に分詞構文の理解度がこんな程度でしたから。
でもまずまずの国公立大学に入れました(苦笑)。

正直言って、高校で習った文法が本当に腑に落ちてきたのは、大人になって英会話を習い始め、翻訳の勉強をしたから。教員免許を取ろうと思って通信大学で英文法を勉強し直し、やっと高校で教えられる程度に理解できるようになったという感じです。

そうやって本当に学びたいものがあれば、大人になってしっかり取り組める時間的&気持ち的余裕ができたときにまた勉強し直せば十分だし、逆に社会に出て必要に迫られて勉強した方が腑に落ちます。
そうやって考えると高校であんなにがつがつ勉強させられるのって、なんかすごく不毛だなあ、と思ってしまいます。

でもひとつ言えること。
そんなふうに「不条理だなあ」と思うような勉強も、行きたい大学に入るためと思って頑張ると少なくとも根性はつきます(苦笑)。
これがけっこう社会に出た時に大事なんですよね。

だから今、受験勉強でひーひー言っている高校生さん。その苦労は全く無駄なものではありませんよ(^_-)

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