先週土曜日から昨日まで、台湾へ行ってきました。

戦前、台湾が日本だった頃からの、日本と台湾の深い結びつきを
表す場所に行き、日本時代の台湾を知る人たちの話を聞く、
というツアー。

訪れたのは、主に台南です。

日本人技師・八田與一によってつくられた烏山頭ダム

映画『KANO』のモデルになった嘉儀大学(旧嘉儀農林)

これらの場所では、ゆかりの人たちから日本時代のお話を聞く
こともできました。

そして、飛虎将軍廟へのお参り。

ここは、海軍の飛行兵だった日本人が“神様”として祀られて
います。

詳しくはこちらで読んでみてください。

台南では、人々が日本とのつながりを本当に大切に思っています。

八田與一さん、嘉儀農林の近藤兵太郎監督、ゼロ戦墜落の惨事から
集落を守った杉浦茂峰兵曹長。

彼らに対する感謝の気持ちと、彼らの偉業を護る心意気のような
ものをひしひしと感じました。

今回の旅では、講演会も盛りだくさんでした。

この旅の“リーダー”でもある、白駒妃登美さん。

全行程で同行してくれた、台湾在住のジャーナリスト片倉佳史さん。

司馬遼太郎の『街道をゆく 台湾紀行』の“老台北”、蔡 焜燦さん。

古き良き日本についての著作を出している楊 素秋さん、
楊 應吟さん兄妹。

そして、ツアーの“仲間”でもあった、行徳哲男先生。

常に“耳ダンボ”の状態で、語られるたくさんの言葉を
吸収してきた感じです。

各人の講演内容については明日から少し紹介しようと思いますが、
今回の旅で思ったのは、『素敵な人』になろう、ということ。

行徳先生が

「自分が一番素敵だと思えるようになれ」

とおっしゃっていました。

蔡さんも楊さん兄妹も「素敵」という言葉を何度か使われていました。

そして何より、彼ら自身がとても素敵な人たちなんですよね。

芯があり、自分に責任を持ち、威厳がありながらも気さくで無邪気。

ユーモアとウィットに富み、色気がある。

失敗を恐れず、何事にも情熱をもって取り組む。

『愚か』であることをゆるし、楽しむ。

日本人も、こんな人がかつてはたくさんいたんですよね。

この旅に行こうと思わなければ、台湾について私は何も知らないままでした。

旅行に備えて講演者の方々の著作を前もって読んだからこそ少しは分かったものの、
そうでなければかなり恥ずかしい思いをしたと思います。

台湾と日本には、こんなに深いつながりがあったとは。

これらの想いを大切にしながら、これからの日本に
『素敵』な人を増やしていきたいものです。

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