宇野昌磨君のことば

いつもありがとうございます。
「幸せのことば師」佐藤 文香です。

昨日のオリンピック男子フィギュア、素晴らしかったですね！！

羽生君の金、そして宇野昌磨君の銀！

私は昌磨君があんなに素晴らしいスケーターになっているとは
知りませんでした(^-^;。

羽生君は相変わらず異次元のスゴさを見せつけてくれたけど、
それ以上に、昌磨君の滑りに感動しました。

なんて嬉しそうに、「スケートが好きだ！！！」という思いを
全開にして滑るんだろう！！！！

そして、さらに「この子すごいな！」と思ったのが、
メダル授与式の後でＮＨＫでやっていたインタビュー。

どのインタビューでもわりと「特別な思いはないです」って
淡々と話している印象でしたが、その理由が分かりました。

「どんな心境でオリンピックに臨みましたか？」って感じの
質問だったかな？

それに対して、「特別オリンピックだという思いはなく、
いつもの試合と一緒です」みたいな返事だったんだけど、
その中の言葉で、

「緊張も緊張としてとらえている」

というのがあったんです。
これ、普通だったらなかなかできないですよ。

大抵の人は「緊張してたら上手く滑れないから、
落ち着かなくちゃ(*_*;」としちゃうと思います。

緊張しているとダメ、と思うのが人の真情。
でも、昌磨君はそうじゃないんですね。

緊張は緊張として、良いも悪いもない。

緊張している自分を、緊張という感情自体を
客観視できているんですね、彼は。

そして、そんな自分を受け入れる。
「最初の４回転を失敗した時、笑えた」とも言ってましたが、
それも自分を客観視できてるからこそ。

だから、あんなふうに「スケートが滑れる嬉しさ」だけが
純粋に伝わる演技になったんでしょうね、きっと。

その時その時の感情、自分の状態に“良い悪い”をつけず、
ただ客観的に捉える。

それができることが「平常心」でいられるコツなのかもな、
とすごく思いました。

メディアでは宇野君の独特なインタビューの答えなどを取り上げて、
「天然」とか「宇野節」とか言ってますけど、

あれってもう、その時その時に自分の解釈をつけずそのま
ま受け取っているから、ああいう表現になっちゃうんだろうなあ、
と思います。

「いまここ（中今）」を生きてるんだよね♪

それにしても。
羽生君といい、昌磨君といい、“宇宙的”な若者が増えてきて
頼もしいですね～(≧▽≦)

こういう子たちが、これからの世界を引っ張っていくんだなあ。

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