ヒロインを演じたジェニファー・ローレンスがオスカーを受賞したのをはじめ、さまざまな賞を受賞、またはノミネートしてちょっとした話題になった作品です。
“単館系”ですが出ている俳優陣はけっこう贅沢だし、なかなか面白いと思います。
世界でひとつのプレイブック
原題はSILVER LININGS PLAYBOOK
邦題に“プレイブック”と原題の表現がそのまま残っていて、「プレイブックといわれても、日本人には意味が分からん…」と書いてるブログを見たことがありますが、最近は制作側の意図で邦題も原題を生かすことが多くなっているようです。
日本では馴染のないような単語のカタカナ表記が邦題になっている映画は確かに多いですよね。
今話題の『〇ブリ☆オン』とか…
話がずれてしまいましたが…
この邦題もそんな意図で“プレイブック”という言葉が残ったのでしょうか?
でも“世界にひとつの”は原題と全然違うもんなぁ。
さて、まずはその“playbook”ですが、「脚本、戦略、計画」という意味があります。
silver liningは「希望の兆し、明るい兆し」という意味で比ゆ的に使われる表現。
ということで、直訳的にみると「希望への計画」なんて感じになりますでしょうか。
最初に書いたような理由で、最近は印象的な邦題をつけにくくなっているのかもしれませんが、こういう短い言葉で思いを伝えようとするのは、とくに難しいんですよね~~。
映画会社も大変です