ソフィア・コッポラ監督の作品。
「ハリー・ポッター」シリーズで優等生のハーマイオニーを演じていたエマ・ワトソンが、セレブの家ばかりを狙う窃盗団のアメリカ娘を演じているということで、話題になってます。

エマ以外のティーンたちが無名の子たちだからからか、日本での映画紹介はいかにもエマが主役を演じているように書かれていますが、はっきり言ってエマは主演ではないです。
というよりも、ストーリーの中心になってるのはほかの子だと思うんですが。。。
公式サイトでもそんなノリでストーリー解説が書かれていて、ほかの子たちがちょっとかわいそうだな、と思ってしまいました。

ま、そんなことは置いといて…べーっだ!

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ブリングリング

原題は THE BLING RING

blingはスラングで、
[名]ブリンブリン
[形]キラキラ光る、ブリンブリンな、派手な、見せびらかすための、けばけばしい

by 英辞郎
という意味があるそうです。
この「ブリンブリン」ってなんだ!?シラーと思うんですが、この英辞郎に載っている説明がけっこう的を得ているので、引用します。

キラキラと輝くアクセサリー全般や、派手な宝飾品をしばしば過剰に身に着けるスタイル、さらには高級車を乗り回したり豪遊したりして羽振りの良さを見せつけるライフスタイル全般や、そうしたスタイルの人を指す。ダイヤモンドが光る様子を形容する言葉が転じたもの。ゴージャスで格好いいというニュアンスで肯定的に用いられることもあれば、成金趣味が鼻につくといった否定的な意味で用いられることもある。

weblioにも、こんな風に書いてあります。

flashy, ostentatious jewelry

一方、ringですが、この語も「指輪」「輪」といったよく知られた意味のほかに、「(犯罪の)組織、団」という意味もあります。

この場合、もちろん両方の意味を持たせてringという語を使っているんでしょうね。

映画を見れば「Bling Ring」ニュアンスがとてもよく分かると思います。
たぶん、マスコミがこの窃盗団についての報道をするときに名づけたんだと思いますが、「うまいこと言ったな~」という感じ(笑)

「ブリングリング」の原作本を紹介したブック・レビューがありました。
ちょっと長いですが、これを読むとこの事件の特徴、社会的背景などがつかめると思います。

正直、ソフィア・コッポラの映画って話題性につられて見ることは見るんですが(苦笑)、私的にはいつも共感できないし、たいてい後味悪い思いをして帰ってきますむっ

でもこの作品に関しては、この主人公たちの思考回路の異常さ(常識的にはありえないでしょ!?)と陳腐さ、そしてこれがノンフィクションだという点での後味の悪さも多分にあるよなぁ、と思っています。
これを単なる“おしゃれな映画”とか、ソフィア・コッポラ独特の“ガールズ・ポップ・ムービー”と見たら、危険だよなぁ。

トレーラーはこちら。

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