いつもありがとうございます。
「幸せのことば師」、佐藤 文香です。
「幸せ紡ぎ大学」、もう一人の講演者の
植松努さんのお話もシェアしようと思います。
植松さんが今のように、一個人の会社で
「宇宙開発」という国家規模の事業に
関われるほどになったのは、
植松さんが周りの人に言われる言葉を
鵜飲みにしなかったから。
将来の進路を決める時、「ロケットが
作れるようになりたい」という言葉に、
「東大に入らなきゃムリ」とか、
「お金がすごくかかる」とか言われても、
「そうかあ」「そうだよなあ」と思わずに
本当にそうなのか!?
と思って、自分なりに前へ進み、解決する
方法を見つけていったんですね。
それで、東大へ行かなくても、お金が
無くても、できる方法を見つけてしまった。
世の中の「常識」と言われてるものは、
案外と思い込みだけでできているもの。
“それ”をやってみた経験もないのに、勝手に
「ムリ」「難しい」と思う人が増えてくると、
「ムリ」「難しい」が常識になってしまう。
よくよく考えるとコワイことです。
このパターンで、いろんな可能性を
つぶしてるんだよね。
とくに、大人が子どもに向かって
この言葉を考えなしに投げつけたりするとね。
「失敗したらどうするの!?」
「あなたにできるわけないでしょ！」
「夢みたいなこと言ってないで」
「もっと安定した仕事を選んだ方が良いよ」
などなど。
とくに、親は我が子に苦労をさせたくない
から、なんて、ていの良い理由でこれらの
言葉を吐きます。
でも言われた方にとっては、これらの
言葉の積み重ねは、少しずつ効き目が
回っていく毒のようにココロを
蝕んでいきます。
言葉で人の可能性をつぶすのは、殺人と同じ。
植松さんはそう言いました。
きっと植松さんも、いっぱいそんなことを
言われてきたんだと思います。
でも「それってどこかおかしくない？」と
思いながら、自分の信念を通して、
今にたどり着いたんでしょう。
何気ないけど、人の可能性をつぶす
毒を持つ言葉、けっこうあります。
例えば、あなたの子どもがあなたに夢を
語った時、
失敗したらどうするの！
ではなく
失敗しても大丈夫！
失敗したら何で失敗したかを考えようね
失敗したら、どうすればいいかその時考えよう
そんなふうに声をかけてあげる。
だって、すべてが糧になるのだから。
世の中に無駄なものなんて何一つ
ないんだからね。
全てを自分の人生の糧にできるような言葉を、
自分にも周りの人にもしていきたいものです。
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【今日のことば】「と」
あなたがつい使っちゃう、”ど”く
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