いつもありがとうございます。
「幸せのことば師」佐藤 文香です。
昨年末から、ある中学生のお宅へ
家庭教師に行ってます。
私はこれまで、小中学生の家庭教師や
塾での個別指導などをやっていたので、
個人的にこういうお話をいただくことが
ちょこちょこあります。
今回も、たまたま知り合いから「中学
１年生で、英語と数学の家庭教師を
探している人がいる」と紹介を受けたの
ですが、
お母さんにお話を聞くと、実はその子、
「発達障害」と言われる子でした。
人見知りが激しく、小学校の時はなかなか
落ち着かず、こだわりが出ると学校へ
行けなくなることも。
病院へ行って、落ち着いて授業が
受けられるように薬を飲ませていたこと
もあったそうです。
発達障害の子の勉強をみるのは初めてでは
ありませんが、アプローチの仕方はやはり
難しい。
お母さんの要望は、最初は
「学校の課題で、できないところがあると、
『決められたところまで全部できてないから、
学校へ行けない』となってしまうので、
できない部分をとにかく埋められるように
してほしい」
ということでした。
なので、最初の１～２回は勉強を教えたりも
しました。
でも、発達障害専門のカウンセラーを
している私の知人と連携を取って、
話をしてもらった時に、
「大事なのは勉強ができるようにすることじゃなくて、
子どもが好きなこと、
やりたいことの才能を伸ばしてあげられる
ようにすること」と言われたんだそうです。
そこから私も、その子に勉強を教えるのを
止めました。
お母さんも素晴らしい人で、子どもに
能力以上の頑張りを勉強に求めることを
止めました。
で、私が毎回家庭教師に行って何をするか
というと、「まなゆいリスニング」で
とにかくお母さんの話を聞くんです。
そして、お母さんのものの見方、とらえ方を
広げていけるような話をします。
必要があれば「まなゆい」のセッションも
します。
初めて会った時は弱々しくて、「子どもだけ
じゃなくて私も病んでるんです(+_+)」
なんて言う人だったんですが、
まず、お母さんに“肚がすわった”感が
出ました。
そしたら冬休み明け、中学生の子は課題で
埋められないところはあったようですが、
「できてないから学校へ行けない」という
ことはありませんでした。
こないだの学年末テストの前は、なん
と自分から「図書館へ行って勉強する」
と言って、学区内にある市立図書館へ行って
ました。
テストの成績も、なかなかのものでした。
私も今まで何人か中学生に勉強を教えて
きましたが、図書館へ行って勉強するような
真面目な子は初めてです(笑)。
お母さんもびっくりしていました。
でも、お母さんが変わると、こういうことが
起こるんです。
今、私が“家庭教師”に行っても、
その子は私とお母さんが話をしている傍らで
ゲームをしいているか、You Tubeを
見ているか、マンガを読んでいるか、
って感じ(笑)。
でも私は、お母さんだけでなくその子も
聞いてることを意識して話をします。
子どもが聞いていなくても、その場に
いなかったとしても、
お母さんが得た情報や意識は、
子どもたちにも届くんです。
こんなふうに毎週定期的にセッションして、
物事のとらえ方や意識を広げ、ココロ
を解放していくお手伝いをすることって、
今私が一番やりたいことでもあるんですよね。
思わず形でそれが実践できていることに
感謝(*^^*)。
これから先、お母さんがどう変わっていくか、
子どもたちがどう変わっていくか、
楽しみです。
「まなゆい」セッション
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【今日のことば】「お」
★“お”や（親）と子の意識はつながっています。
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