いつもありがとうございます。
「幸せのことば師」、佐藤 文香です。

 

昨日に続き、「すいません」ネタ(笑)。

 

Facebookのコメント欄でもいろんなコメントを
いただきまして、
ありがとうございます。

 

で、さらにつきつめてみました(笑)。

 

「すいません」ってことばほど
日本的で便利なことばはないかもしれませんね。

 

だって、何かをしてもらった時とかに
『お礼』の意味でも使えるし、

『謝まる』時にも使える。

人に声をかけたり、注意を向けてほしい時の
呼びかけでも使いますね。

 

そういえば、中学の英語の教科書に

アメリカのレストランでウェイターを呼ぶのに
日本人が

 

I’m sorry!

 

と叫んで、アメリカ人の友人からダメ出しされる

という会話例が載ってます。

 

一昔前のジョークみたいだ…^^;

 

英語と比べてみると、

「すいません=I’m sorry.」
だけではないのです。

Thank you. の時もあれば、
Excuse me. の時もあるんですね。

 

しかし考えてみれば、「すいません」は
妙なことばです。

「ごめんなさい」と「ありがとう」の
代わりに使えるんだから。

この2つ、意味的には逆な感じですけどね。

どちらも「すいません」で済んじゃう。

 

でもその分「すいません」と言ってしまうと、
本来の『お礼』とか『謝罪』の意味より
軽くなっちゃう気がするのは、
わたしだけでしょうか。

 

…ということで、ちょっと調べてみました。
『語源由来辞典』サイトによると

「すみません」は自分の心が

「済みません」「澄みません」

という意味で、

 

>相手の謝罪に用いる「すみません」も、相手に失礼なことをしてしまい、このままでは自分の心が澄みきらないことを表す。

んだそうです。

 

さらに

このサイトでは、元の意味から反省の度合いの強さを表すと

 

「ごめんなさい」<「すみません」<「申し訳ございません」

 

になるとありました。

 

わたしの認識、間違ってるじゃん!?

 

わたしは英語の勉強をしてきたせいも
あるかもしれませんが

「すいません」をあまり使いません。

何かをしてもらったり、頂いたりしたときは

「ありがとうございます」

と言います。

謝るべき時は

申し訳ありません(←主にビジネスバージョンです)
ごめんなさい

と言うようにしてます。

 

でも、謝罪の「すいません」は“あり”なんだ…(!)

 

とはいえ、感謝の意味での「すみません」は
語源を見てもへりくだったニュアンスがありますね。

 

日本人の“へりくだり文化”を否定するわけではありませんが
感謝はやっぱり素直に「ありがとう」で伝えたいなぁ。

 

それから、昨日のコメントでも書きましたが
「すいません」も「ごめんなさい」も、
言いすぎると意味合いが軽くなったり、
相手を不快にさせることも。

 

何より、むやみに使いすぎると
自分の気持ちを下げます。

 

必要以上時謝ることはないんですよ(^_-)

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