【今日のことば】「こ」
★周りの人に、小さなことでも感謝の“こ”とばを
かけてみましょう。
どんな気分ですか？
よかったらコメント欄で教えてください。
※この記事は２０１５年９月３０日のものです。
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いつもありがとうございます。
「幸せのことば師」、佐藤 文香です。
先日ある人と話をしていて、気づかされたことがありました。
彼は本業の傍ら、宅配のアルバイトをしていました。
宅配の仕事って大変！ と、多くの人が思うでしょうね。
でも彼は言いました。
「この仕事をしてると、ほとんどの人が『ありがとう』と言ってくれる。直接お客さんにお礼を言ってもらえる仕事なんてそうあるもんじゃない。すごくラッキーだよ」
それを聞いてなるほどね～、と思いました。
雨の日も風の日も、どんなに重いものも、家の前まできちんと届けてくれる。
宅配はお客さんに直接渡すのが基本ですから、顔を見ながら商品の受け渡しをすれば、お客さんは「ありがとう。ご苦労様」などと声をかけます。
なかには、行くと必ずジュースや栄養ドリンクをくれる人もいるそう。
（そういえばうちの母もよくジュースをあげてます）
同じ商品の受け渡しでも、例えばお店のレジ係では「ありがとう」といわれる機会はぐっと低くなるのでしょうか。
わたしは必ず「ありがとうございます」とレジの人に声をかけますが、そういう人は多くないのかな？
でも、世の中の「仕事」って、どんなことでも誰かのためにするものじゃないですか。
だから、「わたしのためにそのサービス（働き）を提供してくれてありがとう」だし、働いている方も「このサービスを受けてくれてありがとう」ということになる。
基本、仕事は『双方向ありがとう』で成り立つべきものです。
ただ直接「ありがとう」が伝え合える仕事は限られるかもしれませんね。
例えばオフィスワークじゃ、なかなかそうもいかない^^;
冒頭の彼の場合、会社勤めの中で「ありがとう」を聞くことが少なかったのかもしれません。
だからこそ気づけたんでしょうね。
一方、わたし自身は反省もしました。
わたしはふだん英語を教えたり、セッションをしたりしています。
これは相手から直接「ありがとう」を言ってもらえる機会が多い仕事。
そのシチュエーションに慣れ過ぎてしまっているんじゃないか、と思いました。
「ありがとう」を直接言ってもらえるポジションが、まず「ありがたいこと」なんですね。
生徒さんやお客さんの「ありがとう」をもっとしっかり受け止めて、提供していくものにも生かしていかないと、と気持ちを引き締めたのでした。
「まなゆい」セッション
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